【CP+2019】キヤノンはフルサイズ「EOS RP」を展示

【CP+2019】キヤノンはフルサイズ「EOS RP」を展示

アジア最大規模のカメラショー「CP+(シーピープラス)」が28日、横浜で開幕した。
 一般社団法人・カメラ映像機器工業会(CIPA)の主催で、カメラ・用品などの各メーカーが最新機種や新技術を発表する場として、プロ・アマ問わず多くのカメラファンを集める超人気イベントだ。2010年にスタートし、今年で10回目。
 9月に開幕するラグビーW杯(ワールドカップ)、そして来年に迫った東京五輪。日本中を熱狂の渦に巻き込むビッグイベントの“前哨戦”さながら、各メーカーが本気度を競うかのように怒濤の新機種ラッシュでパシフィコ横浜を盛り上げる。
 ラグビーW杯のオフィシャルスポンサーでもあるキヤノンのブースで、最も注目を集めていたのは、やはりフルサイズミラーレスの最新機種「EOS RP」だ。
 同社初のフルサイズセンサーを搭載したミラーレス機「EOS R」に続く2番手は、その名前にPを冠する“エントリー機”だった。
 かつてフィルム時代に多くの人々から支持されたレンジファインダー機「CANON P(ポピュレール)」を思い出すオールドファンもいるのでは。
 一眼レフ機「6DMarkII」はもちろん、APS-Cセンサーの「Kiss X9i」並みのコンパクトサイズで登場した「RP」だが、その性能はエントリー機の枠に納まらない。
 パソコンでの画像処理の際にも扱いやすい2620万画素のデータは、高感度特性も上級機「EOS R」に匹敵する。
 約5コマ/秒(AF追従時は約4コマ/秒)の連写スピードも、必要にして充分。小型軽量で価格も“ポピュラー”なのに画質は上級機に引けを取らない。間違いなく人気を集めそうだ。

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